三国志時代の地名の話
後漢の時代、すなわち三国志に登場する地名を現在の地図と重ね合わせてみる。当時の中国の中心が河南省、湖北省一帯であることがよく分かる。また、成都、洛陽などは当時(西暦200年前後)とほぼ同じ場所に同じ名前で現在も都市が存在していることに驚く。
廬江 ろこう Lujiang |
安徽省合肥市 |
寿春 じょしゅん Shouchun |
安徽省六安市 |
建寧 けんねい Jianning |
雲南省曲靖市 |
雲南 うんなん Yunnan |
雲南省昆明市 |
陳留 ちんりゅう Chenliu |
河南省開封市 |
許昌(許都) きょしょう Xuchang |
河南省許昌市 |
汝南 じょなん Runan |
河南省駐馬店市 |
宛 えん Wan |
河南省南陽市 |
新野 しんや Xinye |
河南省南陽市 |
洛陽 らくよう Luoyang |
河南省洛陽市 |
濮陽 ぼくよう Puyang |
河南省濮陽市 |
南皮 なんぴ Nanpi |
河北省滄州市 |
鄴 ぎょう Ye |
河北省邯鄲市 |
安定 あんてい Anding |
甘粛省慶陽市 |
天水 てんすい Tianshui |
甘粛省天水市 |
武威 ぶい Wuwei |
甘粛省武威市 |
零陵 れいりょう Lingling |
湖南省永州市 |
武陵 ぶりょう Wuling |
湖南省常徳市 |
長沙 ちょうさ Changsha |
湖南省臨湘市 |
桂陽 けいよう Guiyang |
湖南省郴州市 |
江夏 こうか Jiangxia |
湖北省孝感市 |
上庸 じょうよう Shangyong |
湖北省十堰市 |
襄陽 じょうよう Xiangyang |
湖北省襄陽市 |
江陵 こうりょう Jiangling |
湖北省荆州市 |
柴桑 さいそう Chaisang |
江西省九江市 |
小沛(沛) しょうはい Xiaopei |
江蘇省徐州市 |
呉 ご Wu |
江蘇省蘇州市 |
建業(秣陵) けんぎょう Jianye |
江蘇省南京市 |
下邳 かひ Xiapi |
江蘇省邳州市 |
晋陽 しんよう Jinyang |
山西省太原市 |
平原 へいげん Pingyuan |
山東省徳州市 |
北海 ほっかい Beihai |
山東省濰坊市 |
成都 せいと Chengdu |
四川省成都市 |
梓潼 しとう Zitong |
四川省綿陽市 |
永安 えいあん Yong’an |
重慶市 |
江州 こうしゅう Jiangzhou |
重慶市 |
薊 けい Ji |
天津市 |
北平 ほくへい Beiping |
遼寧省朝陽市 |
襄平 じょうへい Xiangping |
遼寧省遼陽市 |
会稽 かいけい Huiji |
浙江省紹興市 |
長安 ちょうあん Chang’an |
陝西省西安市 |
漢中 かんちゅう Hanzhong |
陝西省漢中市 |